「人の家計簿を見るとその人のことがよくわかる。」とどこかで読んだ気がする。どこで読んだかは忘れたが、なるほど言い得て妙だなと思ったので2017年上半期のまとめと自分でお金を出して買ってよかったものを書いておくことにした。
・衣服部門
rousのゴブラン織りフラワースカート
12000円くらい
( http://rous.jp/?pid=109602013 )
あれ、なんか下の方にシワがある。
生まれて初めて買ったピンクのスカートである。(
私がピンクと和解した日 参照)
バルーンタイプなので実際に着ると結構広がる。花柄が華やかで可愛らしいのにしっかり大人っぽいところが気に入っている。お出かけ服。
3000円くらい
私は肩幅が広く、最近流行りのオフショルダーや浅く広いタイプのVネックを着ると更にガタイがよく見えてしまうのが悩みなのだが、このワンピースのVネックはデコルテが綺麗に見えるし深めに入っているので肩幅がそこまで気にならない。ポケットもついていて携帯とかちょっと入れておくことができて便利。下部分のフレアも綺麗に出るのでそこも好き。服がこの1枚で完結するこのシンプルさと小物によってカジュアルにもフォーマルにも着れるところも魅力。
スタイリッシュギャラリープロフィールのリボンつきワンピース
17000円くらい
写真ではよくわからないがとにかくシルエットが素敵なワンピースである。フレア部分に生地がふんだんに使われていて歩くたびに綺麗に揺れるのでキュンとする。スカート部分が前後ろでアシンメトリーになっていて前がちょうどひざ丈くらいで後ろがふくらはぎあたりにくるようになっている。着用して横から見るとめちゃくちゃ可愛い。着ている私超可愛い。異論は聞きません。
無印良品のオーガニックコットンクルーネック半袖Tシャツ
1枚1000円くらい
私の中の着回し選手権2017年夏部門で優勝した。ちょっとだけスリムタイプのTシャツなので中に着てもモコモコしないしそんなにスケスケにもならない。安いのにしっかりしているしそんなに安っぽく見えないところも最高。今度黒も買おうか検討中。
コンバース オールスター OX ALL STAR OX BLACK
5000円くらい
色んなスニーカーを渡り歩いてきたけれど結局これに帰ってくる。10年以上お世話になっている。そして何より万能。白スカートに合わせるのが好きです。
・美容部門
イオのシャンプー、トリートメント、ヘアオイル
それぞれ1800円くらい
カラーリングとブリーチをしてほぼ金髪になりつつある私の髪の毛は常にパサパサとしていて瀕死なのだが、これを使い始めてから「おっ!今日の髪の毛いい感じ!」と思うようになった。寝癖がつきにくくなってツヤも少し出ているような気がする。
ダイソーのメイクブラシ専用クリーナーとパフ・スポンジ専用洗剤
それぞれ108円(税込)
安い!使いやすい!汚れがよく落ちる!以上!
3000円くらい
今年は色んな化粧品を買ったけれど(当社比)、買ってよかったなぁと思うのはこのマスカラ。赤み紫でぱっと見わからないけれど近くで見たり自然光に当たるとよくわかる絶妙な色味で赤み紫、いや、ピンクだけど上品で可愛い。そしてあげたまつ毛が下がらない!優秀!
・舞台チケット編
ミュージカル部門
RENT UK Tour ( St.James Theatre )
パレード (梅田芸術劇場シアタードラマシティ)
心の奥底から揺さぶられた2作品を上半期のベストにしておく。
RENTは何度も再演されているが再演とロングランを繰り返しし続けることで1990年代の時代を今現在として描き続けることが少し時代遅れになっているではないかと思っていたのだが、UK Tour版は全くそんなことはなくてRENTの中にある普遍的なテーマを作品と観客が一体となって共有するという今までには感じたことのない観劇体験をすることができた作品だった。歌詞のひとつひとつが心にダイレクトに繋がって己の偏見や罪さえも丸ごと救済されていくような感動は他にはなかった。新しい演出ということでややショー気味というか派手にしすぎているような部分もあるが個性的なキャラクターを個性的なまま演じ切った役者たちと見事にマッチしていたのもよかった。2017年の私のエンタメベストはもうこれでいいです。
パレードについての感想はこちらをご覧ください→ ミュージカル「パレード」感想 〜 誰が殺人者なのか 〜
プレイ部門
PETER PAN GOES WRONG (Apollo Theatre)
炎 アンサンディ(兵庫県立芸術文化センター)
かたやひたすら可笑しいコメディ、かたや壮絶な人間ドラマの正反対な作品がランクイン。
PETER PAN GOES WRONG
(直訳:上手くいかないピーターパン)
誰もがよく知るピーターパンを上演しますよという話。始まる前からキャストが客席をウロウロしていて「俺ピーターパン出るんだよ」みたいなことをドヤ顔で自慢してきたり観客と自撮りしていて既に楽しい。と思ったら舞台上はまだスタッフがセットの工事中というカオス具合である。そして始まってからも台詞を覚えていない俳優がワイヤレスヘッドフォンで指示をもらいながら台詞を言う。ワイヤープレイでピーターパンが事故って退場。その代役で出てきたピーターパンその2も事故って退場。ティンカーベルが電球のついた衣装で感電して気絶。ウェンディとティンカーベルが痴話喧嘩でキャットファイトをするなどなど。カオスがカオスを呼ぶという観客が笑い疲れるまでゲラゲラ笑わせてくれる作品だ。トラブルを演じるという役者たちの熱演もすごいが何より全然上手くいかない舞台装置の使い方が素晴らしい。ただただとても面白かった。
炎 アンサンディの感想はこちらをご覧ください→
舞台「炎 アンサンディ」感想 〜虚実を通して現実と向き合うという拷問〜
・ジャニーズ部門
ジャニーズ関連のものも沢山買った。V6のシングル(新しいアルバムがこの夏出ます)も買ったしジャニーズWESTの1st ドームコンサートのBlu-rayも買ったし視聴しただけなら関ジャニ∞のアルバムやコンサートDVDも見た。夏の歌番組も楽しかった。どちらかというと8月から出るCDやDVDの方が楽しみだがその中でも上半期特に買ってよかったなぁと思ったもの書いておく(ちなみにジャニーズに関する投資に後悔と迷いは1ミリも存在しない)
私はPrecious Girlが特に好きで歌詞のポジティブさと「女の子が持つ綺麗になりたい!」という気持ちを嫌味なく真正面から応援してくれるところが好きだ。この曲のダンス全メンバーがセンターをしているところもPVの赤、黒、白の3色を基調にセンス良くまとめているところもよい。デビュー10周年であるHey!Say!JUMPが当初から持っているジャニーズらしさ(これは各個人によって定義が異なる)、アイドルらしさを一切損なわずダンスのレベルを上げ続け複雑なフォーメーションダンスをしている姿にはグッとくるものがある。オススメ!
2017年の上半期で個人的な大きな出来事といえば転職したことだ。思いっきり異業種に転職したので前職とは何もかもが違うが毎日楽しく働いている。転職してよかったー!前職辞めてよかったー!
上半期に限らず生きていれば自分ではどうしようもない体調や気分の波とか取り返しのないやってしまった出来事があって、それに落ち込んだり自己嫌悪することもあるけれど自分が思うベストを尽くしてあとは「まぁ仕方ないな。仕方ないよ」といい意味で諦めたり受け入れることが最近はできるようになってきた。それがいいのか悪いのかはわからないけれど以前よりも比較的楽しく生きている自覚はある。
下半期も可愛い服を買ったり化粧品買ったりお出かけしたりエンタメを摂取したりして楽しく生きるぞ。