恋人に作ってもらったご飯を振り返る

突然だが、恋人に作ってもらったご飯をまとめることにする。

 

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たこやき

恋人が恋人になる前に友人宅にてたこ焼きパーティーをしたので、初っぱなからタイトルから逸れているが気にしない。この日は舞台を観るために有給申請をしていたのだか先輩の「忘れてた」の一言で休みが取れなくなってしまった日でもあった。泣く泣くチケットを手放した私に「じゃあタコパしよう」と誘ってくれた友人よ。愛してるぞ。恋人とは確か会うのが2回目か3回目のときで「あぁ、この人本当にいい人だなぁ」と尋常じゃない速さでネギ刻む彼を見て思ったりしていた。あのときから好きだったのかもしれない。そして、チーズやらソーセージやらを入れて楽しんでいたタコパだったが、酔っ払った友人が柿ピーをいきなり鉄板に1袋全部投入したことにより現場は騒然となる。とりあえず焼いてみる。食べる。マズかった。隣にいた彼を見ると「まずい!!!!」と言いながらニコニコ笑って食べていた。やはりいい人である。

 

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シナモンロール

私の大好物の1つにシナモンロールがある。シナモンロールは美味しい。シナモンロールは最高。なんやかんやあって(初対面の人が恋人になるまで自分が飲んだアルコールの量について考える - A Song for you)付き合い始めたときに「好きな食べ物はある?」と聞かれて「シナモンロール!」と答えたら焼いてくれた。すごい。「大変だったでしょう?」と言うと「全然。楽しかったよ。」と言われた。正直言うと彼が焼いてくれたシナモンロールは固くて味はあまり美味しいとは言えなかったけれど、ありがたい気持ちで胸がいっぱいになって無言で食べてしまった。完食するのがもったいなくて冷凍庫に入れてしばらく保存していた。あとでフレンチトーストに変化させて食べた。

 

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素麺パーティーになるはずだったもの

「素麺食べたい。素麺パーティーしよう!」と提案したら張り切って作ってくれた。やったね!だがしかし、友人とキャッキャッしながらテーブルに着いて披露された麺は立派な蕎麦であった。知り合いに白い蕎麦をもらったのでこれにしたらしい。素麺どこいった。全部美味しかった。

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素麺パーティーになったもの

やったね!

 

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オムライス

「ケチャップなかったから和風豆乳クリームにした」と言われた。ケチャップがなくて豆乳があるとは…。中身はエリンギ、玉ねぎ、鶏肉とご飯。とても美味しかった。

 

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パエリア

パエリア?パエリヤ?

立て込んでいた仕事が終わった記念に作ってくれた。どうやって作るのかわからなくて調理している様子を横で見ていたけれど、やっぱりわからなかったので降参すると「自分が作るからいいよ」と言われる。悔しいのでレシピを聞いて必死にメモる。

 

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お好み焼

直径30cmのお好み焼き。

「どうしてこの大きさにしたの?」

「大きいとなんか楽しくない?」

大きいとなんか楽しいらしい。

 

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餃子

レシピはぶち猫さんのもの

肉汁がじゅわっと溢れる餃子を作る方法 - ぶち猫おかわり

焼いたのは私。恋人は料理が上手いのに出会った当初、餃子を包めなくてそれが面白かったのをよく覚えている。こうやるんだよーと実践しながら教えてあげたら「えっ、えっ!?早!ゆっくりやって!」とアタフタしていた。今でも時間があるときは2人で黙々と餃子を包んでひたすら焼いて食べる。皮は餅粉入りのものが好き。あまりにも美味しいので我が家のおもてなし料理メニューになった。

 

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ピザ

「ピザ食べたい!ここに小麦粉とベーキングパウダーと塩があります!こねてください!焼いてください!」

焼いてくれた。ここまでくるとそのうち毎日の食パンも焼いてくれそうな勢いである。

 

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なんか色々すごい

フレッシュバジルのジェノベーゼポークソテー。お、美味しい。勝てない。勝負するつもりは1ミリもないが。

 

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お肉を焼いてください

彼の誕生日だった。花束やプレゼントを用意していた私はバースデーディナーの準備に取り掛かっていたのだが、恋人が普通に帰ってきたのでサプライズが失敗する。いや、いいんだけども。お腹は空いている。時間も遅い。調理経験はあちらの方が上である。うむ。

「あなたの誕生日ですがお肉を焼いてください。フライパンはあちらです。」

「焼きましょう。」

焼いてくれた。どうですかこの焼き加減。

 

他にも色々あるがこの辺にしておく。振り返ってみて思う。彼は常に機嫌がいい。そして怒ることがほぼなく穏やかである。アンガーコントロールができる人であった。素晴らしい。私がぬいぐるみと遊んでいようが、ジャニーズのDVDを熱心に見ていようが引くことがない。偉い。余談だが、私の誕生日に私はジャニーズのコンサートに行っていたし、初めてのクリスマスに私は友人とミュージカルを観に韓国に行っていた。あと付き合って1年という記念日に私は友人の結婚式に参列するというダメ彼女っぷりである。そんな私ですが「あなたが楽しそうなのを見るのが楽しい」と言ってくれる恋人よ。いつもありがとう。いつも私を応援してくれて本当にありがとう。フルーチェを買い忘れたことを忘れてフルーチェを作る気満々で「フルーチェ!!!!作ろう!!!!(ここで思い出した)と、思っただけでした…。」とダメ人間っぷりを披露してへこんでいたときも爆笑してくれてありがとう。私がコンプレックスに思っているところをなだめたり褒めてくれるところや常日頃から感謝と好意を伝えてくれるところは私も見習いたいと思います。敬具。

 

追伸:もうすぐ交際を始めて1年です。