「ウルフ・オブ・ウォールストリート」レビュー(ネタバレなし)

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公式サイトよりお借りしました
(http://www.thewolfofwallstreet.com/mobile/)

ウルフ・オブ・ウォールストリート」レビュー(ストーリー上のネタバレなし)

原題:The Wolf of Wall Street
公開:2014年1月31日(日本)
2013年12月25日(アメリカ)

監督:マーティン・スコセッシ
脚本:テレンス・ウィンター
音楽:ハワード・ショア

公式サイト(日本語)
http://www.wolfofwallstreet.jp/site/mobile/index.php

映画区分:R18+

あらすじ:貯金なしコネなしの男がブローガーとして、のし上がっていく話

年齢的にはとっくに18を超えましたが初のR18作品を映画館で観るということで周りの目を異常に気にしたりあれやこれやと期待したりビクビクした
り(チケット買うとき何故かお姉さんが2人ついた私)しながら観てきました。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。邦題と原題は同じでした。ウルフもウォールストリートも日本人でも馴染みあるのでわかりやすいですもんね。ではさっそく感想です。

ストーリー
株!金!セックス!ドラッグ!
でした。ドラッグ怖い。超怖い。しかもこれ「実話を元に」ってマジかよ!!とにかくセックス描写(乱交あり)とドラッグ描写の多いこと。とにかく色んな意味で「最低でイかれてる」(笑) 内容は不快に感じる方も少なくないだろうなーという印象。綺麗なレオ様はいません。私はむしろここまでやってくれた方がスカッとしたのですが。ドラッグは今のように粉を熱で溶かして注射器で注入、ではなくて当時のように粉を机に出して、ストロー状の物で鼻から吸い込むやつでした。何回も何回も出てくるので鼻から粉を吸い込むなんてキャストはむせないのかしら…と勝手にハラハラしながら見てました。R18なのはセックス描写よりもドラッグ描写によってされたのではないか?と思うほど。セックス描写はおっぴろげすぎて特にエロいとかは感じなかったなぁ…あとR18でもモザイクってかかるんですね。知らなかった。あとお金といえばブローガー会社の狂乱っぷりも怖いものがありました。集団心理やスピーチでの心理操作みたいなのも感じたり。カリスマとはなんぞや。賛否両論あるらしいですが、自分の実力でのし上がっていく1人の男の人生の映画としてはオチもしっかりついてたし面白いと私は思ったしいいんじゃないかなぁ…日本よりアメリカの方がウケそう。女性より男性の方が楽しめそうなイメージ。あ、エンドロール前に出て行かないでね!

キャスト
レオナルド・ディカプリオさん、そういやギャッツビーも映画館で見たなあ…本作品も演技力が素晴らしい。先程も書いたのですがドラッグで1番ハイになっているときの彼がめちゃくちゃ気持ち悪いし怖いしおぞましい。顔面紅潮とか呂律とかあれどうやってるのかなー。練習したのかなー。会社の社長として社員にスピーチするシーンも多いのですがパリッとしたスーツを着てマイクに向かう彼はやっぱりかっこいい。口開いたらアウトなセリフばっかりですが。ファック。イケメンだけじゃない実力も実績も備わった良い俳優さんですよね。ほんと。本人はいたって品行方正(なんですよね?)なのにあの役をあそこまで演じ切れるので役者さんってすごいわー。ってなりました。脇役もいい味出してた人多かったですねー。マコノヒーさんとジョン・バーンサルさんが個人的にタイプです。マコノヒーさんもジョン・バーンサルさんも時間的には他の脇役の方が出てますけど…。

音楽
よかった!ストーリーとシーンに合った曲を的確に使うことはここまで素晴らしいことなのか!と初めて思うほどよかった!音楽年代的なツボもあるかもしれませんが!サントラ欲しい!音楽演出によってストーリーの捉え方もかなり変わってくるなぁと思いました。あのシーンであの音楽使ってなかったら私多分つまらないって思うんじゃないかなー。私はまだ勉強不足なのですけど使われている音楽がたまらない人にはたまらないそう。


嫌いな人も多いだろうけどハマる人も多いんじゃないでしょうか。ウルフ・オブ・ウォールストリート放送禁止用語の嵐でファック言いまくり(なんと506回も出てくる!つまり単純計算で1分間に3ファック!)シット言いまくり、ジーザス言いまくり、ドラッグ、マネー、ファック!最低すぎる(笑) 私は音楽がとても素晴らしいと思ったので是非映画館で1度どうぞー

んんんー♫(ドンドン)
とした貴方はきっと私と友達