ひたすら焼き菓子を作っていた5月。
気づいたら5月も6月も終わっていた…。あれよあれよという間に人生は進んでいくのだなぁと、しみじみ思う。以下、備忘録。
5月
林檎をジャムにする
1週間だけ働いて残りは有給消化をしていた。特に何かをすることもなく、毎日コツコツと家の掃除をしたり雑巾を縫ってみたり、床にワックスをかけたりしていた。あとエアコン掃除とか冷蔵庫や衣類の断捨離とか。ただひたすら家のメンテナンスをしていて、余った時間があれば焼き菓子を焼く、本を読む。そんな生活だった。どこか退屈だけど優雅でゆっくりとした幸せな時間。
6月
夏が来るのでキュウリを漬けた
とある資格を取りに行くスクールのようなものに通うことになった。ちゃんと朝に起きて顔を洗って、お弁当とお茶を用意する。ちゃんと毎朝着替えてメイクもする、きちんとした生活の始まりだ。毎日歩いて、学校へ行って、机とホワイトボードに向かい合う日々を続けている。一緒に勉強する人たちや先生がいる。楽しい。ありがたい。9月頃には卒業なので既に寂しく思う。
学校へ行くことによって、「何もしていない自分」を責めることはなくなったし、転職活動しながら勉強もできるのは、精神的に安定してよかった。資格試験は学校卒業後なので、それまでモチベーションと知識をどうにか維持したいところである。
生活の話はこれくらい。就職先か仕事が欲しい。2021年上半期は、仕事に違和感→辞めたい→辞める→のんびり→久しぶりの学校!で、まとめられると思う。なんとか円満に退職できて、次のステップへとスムーズに進めることができてよかった。無職だけど。無職だけども。
エンタメは色々摂取した!楽しかった!
・漫画
純愛コメディホラーの傑作漫画です。と書くしかないのだが、実際読んでもらわないと、面白さが伝わらない気がする…!映画でも小説でもなく、漫画だからこそ怖い」表現がもの凄く上手い作品。主人公の女の子に初めて彼氏ができて、その彼氏が2週間で亡くなってしまう話で、女の子が彼氏に対して劣情(性欲)を抱いているところも恋愛の大きな要素として全く隠さずに描いてて良いです。しっかりホラーなんだけどコメディ要素も多くて明るく読める。けど怖い。謎解き要素もあちこちに散りばめられていて面白い。
「貴方に触りたい。皮膚の温もりを感じたい。息を感じたい。キスしたいしセックスもしたい。」って思春期ど真ん中の女の子が、死生観を飛び越えて彼氏(幽霊)に思ってるのが、本当に純愛ゆえの狂気で末恐ろしくて切なくて読みながらボロボロ泣いてしまう
— K i E (@amanepanda_) 2021年6月1日
「あなたが笑うから好き。あなたが話すから好き。あなたが存在してるから好き。」っていう愛の話なんだけど、相手は既に亡くなっていて、お互いを欲すれば欲するほど相手のことを傷つけて存在を脅かしてしまう少年少女…
— K i E (@amanepanda_) 2021年6月1日
ツイート探したら感想書いてた。読んでくださいお願いします。ほら、夏だし。
楽しみにしていた続編。人が人を救う瞬間って実は何気ない一言だったりするよね。そんな瞬間をここまでドラマティックに描ききる画力と言葉選びの上手さよ。漫画として一切の無駄がない完成度の高さがここにあります。絵が色んな意味でとても上手い。
最終巻。現実が、過去の歴史となり神話となるまでの話。いざ読み終わってみると、キャラクターも作者も読者もみんな頑張ったね…と言いたくなるような作品。
空気感と温度感が大好きな作品。キャラクター同士の距離間と信頼のバランスが絶妙。この作品読むと毎回ロンドン行きたくなる。
愛と人生の話ですね…。読んでいてなんとなくしんみりしてしまう。自分とパートナーにとっての「幸せ」の定義を見つけて大切にしている2人の関係さが美しい。
・アニメ
season1 第1R
アマプラ入ってなくても1話無料で見れます。「ウマ娘って?」という人は是非。
こちらはseason2の1話。こちらもアマプラ入ってなくても無料で見れる。そして、私はこのseason2にハマっていた。そりゃあもう。
競走馬の擬人化アニメ(実際にレース場で走る。時速60kmくらいの速さで走る。)で、あの有名な「オグリキャップ」や「ハルウララ」も登場する。史実に沿いながら、アニメならではの「もしもあのとき…」も含まれており、アニメを見てから史実を調べて「へー!」となりながらまたアニメを見る…のような楽しみ方が出来る。史実に基づいた小ネタが多くて、めちゃくちゃ面白い。それに加えて私はseason2の展開とキャラクターの関係図が好きすぎて!
ウマ娘。どんなもんじゃいとアニメのseason1、2を完走したんですが、世界観の説明に重きを置いてド王道の物語を突き進んだseason1に対して、season2がW主人公かつ致命的な挫折を何度も繰り返しながら復活する構成で素晴らしくてですね
— K i E (@amanepanda_) 2021年6月13日
あと、美少女アニメでありがちなパンチラやラッキースケベも一切ないのがいい。負けても相手に心から「おめでとう」と泣きながら言っている王道スポ根で「友情・努力・勝利」という少年漫画のセオリーを組みつつ、根底に競馬への敬意があるのがいい。キャラクターが全員勝利に執着してるのもいい
— K i E (@amanepanda_) 2021年6月13日
これと
アニメ「ウマ娘season2」の前半と後半でヒーローとヒロインの構図が入れ替わるのめちゃくちゃ熱いですね(2周目)
— K i E (@amanepanda_) 2021年6月12日
前半で「私が貴方の目標になる」と言われた相手に後半で「僕が君の奇跡になる」と返す形式美よ
— K i E (@amanepanda_) 2021年6月12日
これですね。余談だけど、競馬って「たばこ咥えたオジさんが新聞振りまわして叫ぶ」みたいなイメージがあって、調べて見たら競馬界自体もそんなイメージを払拭すべく色んな努力をしていて、実はそんなことはないらしい。世界が広まった。分かってよかった。いつか一心同体、人馬一体のスポーツを一度でもいいから生で見てみたい。
・ドラマ
今更ながら、MIU(星野源と綾野剛のドラマ)を見て「めっちゃ面白いやん…」となって昨日ようやく完走しました。アンナチュラルも面白いらしいので楽しみです。
こう振り返ってみると、なんやかんやで毎日楽しく過ごしてたな自分。皆様、楽しく過ごしていきましょう。お身体ご自愛ください。