10月のこと

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大量にもらった栗。栗ジャムになった。

 

11月になったので、10月のまとめを書く。引越し先の物件を見に行ったり、引越し業者を見積もったり、求人に応募してみたり資格試験を受けてみたりと毎週のように予定が入り、常にバタバタと慌ただしく動いていた。資格試験は今勉強しているのとは別の資格で、試験を受けて自己採点をしたら合格点だったので安心。この調子で今の勉強も頑張るぞと思っていたら難関部門で躓いてモチベーションが下がり、勉強時間をまるでとらなくなってしまった。独学あるある。とりあえずやるしかないかとYouTubeの解説動画を見てみたり、簡単や問題を大量に解いてみたりしても楽しくないので、すぐに飽きてしまう。以前までは1日2〜3時間は勉強していたのに、今では1日に1時間も勉強すればいい方で、「明日からちゃんと勉強する」を毎日続けてダラダラと勉強せずにいる。怠惰である。これはダメだと試験予定を1ヶ月先に延ばした。今日中に試験の申し込みもしてしまおうと思う。追い詰められないとやらない人間なので仕方ない。勉強したくない→しなきゃ→してない→自己嫌悪のスパイラルから抜け出したいのでなんとか頑張りたい。

あとは何をしてたかな。アマプラでひたすら映画を見ていたはず。映画「かもめ食堂」を代表とする、いわゆる「丁寧な生活映画」を毎日のようにぼんやり見ながら栗の皮むきや雑巾縫いをチマチマとしていた。簡単にできる丁寧な生活。私は、ひと手間をかけて家事をすることが好きだけれど、丁寧な生活を送りたいというより、家事を通じて自己肯定感を少しずつ少しずつ積み上げていくことが必要な人間なので、家事が苦手と思われる人が、色んなことに対して「ていねいな生活(笑)」と揶揄しているのを見かけると少しだけ悲しいが仕方ない。アシタカとサンだって違う場所で生きているのだ。私は私で、家事を楽しむエリアで生きていくしかない。

話は変わるが、無職であることと家にいることが段々と板についてきて危機感を感じ始めた。どうしたもんか。

そしてまた、話はそれるが、とある地方都市から地方に引っ越しするので、自分の生活がどう変化していくのかが気になる。映画館も少なく、劇場も少なく、娯楽も少ない。移動手段のメインは自家用車になるだろう。今までのように歩いて30分圏内に何でもある暮らしから、車に乗って30分かけて生活用品を買いに行く暮らしになる。大変だろうな。求人もこちらと比べてぐんと少ないし大丈夫だろうかと不安を胸の中でグルグルと混ぜてみるが、住んでみないと分からないよなと、その不安をザバーッと洗い流して忘れてそれでお終い。楽しみと不安が半々。部屋の広さは今の3倍になる。ウケる。

さて、ワクチン接種が進んだり、感染者の減少も伴ってか、コロナ禍前のように休日に観劇をする人が私のTLに沢山現れるようになった。このアカウントは洋画に始まり、ミュージカルや舞台観劇をメインとして作ったものだけれど、最近の私ときたら、時間と金銭の問題や、地方と都市の熱量のタイムラグも相まって最近ではサッパリである。引っ越すと更にそれは進む気がする。そのうち、ただの生活アカウントになるのかもしれない。それでもいいのか。それでもいいのだ。

 

今日も隣の家の芝は青くて私は少しだけ胸を傷める。