8月のこと

8月が終わった。嬉しい気持ちと焦る気持ちが半分ずつである。嬉しいというのは、私は夏がたまらなく苦手で、成人してもう久しいのに首や肘には汗疹がわんさかとでき、汗で化粧は崩れ、日焼けしやすい私の肌は常にボロボロになるからであり、焦るというのは、何故か「夏の間に何かを成し遂げなきゃ」という気持ちを毎年抱えてしまうからである。ダイエットとか、読書感想文とかそういうやつ。

では、私の8月は実際どうだったかというと、ほぼなかったに等しい。何故なら新型コロナウイルス感染症の陽性者になったからである。夏期休暇と合わせるとまるっと2週間ほど仕事を休むことになり、その間になにをしてたかというと、毎日暇だ暇だとツイートし(陽性が分かった時点でツイッターを再開した。だって暇だし)、ゲームをダウンロード購入してやり込み、夫の看病をしたり(夫が2日ほど遅れて発熱した)、2人で映画を見たりしていた。ありがたいことに私も夫も風邪程度で済んだので自宅療養期間の大半はのんびりと過ごさせてもらっていた。ただそうするとなんだか申し訳ない気持ちがむくむくとどこからともなく湧いてくるもので、療養期間の日数で自宅スペースを分割し、毎日大掃除をしていた。靴箱も冷蔵庫も掃除したし廊下の雑巾掛けまでやった。

気持ちは元気だったが、やはり外出できないというのは、それなりに気持ちも塞ぎがちになるもので、そんなときにツイッターで仲良くしてもらっている人から「暇つぶしにどうぞ。」と謎解き本をいただいて夫とあーだこーだといいながら解いてみたり、ゲームのオンライン対戦をしたりと普段ではできないことに挑戦して気持ちを保っていた。謎解き本もゲームも面白かったです。今現在は後遺症も特になく元気モリモリだが、なんとなく仕事を休みすぎたのか少し「仕事…。行きたくない…。家でのんびりしたい…。」のような気分を引きずっている。頑張れ自分。

 

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これは地元の海です。8月の間に実家に帰省したり、海で泳いだり、海釣りをしてハマチをこれでもかと釣ったりと夏らしいことも堪能したけれど、「2022年の8月」といえば夫と家でのんびりと過ごした日々がどうしても浮かぶのである。9月も既に5日目を迎えているが、暑かったり涼しかったりで身体も頭も落ち着かない。

そういえば、ツイッターを休んでみて空いた時間で漫画しか読んでなかったな。インストールしている漫画アプリを数えてみたら11個もあって笑った。読み続けている作品数はおそらく50作品は軽く超えているだろう。オススメの漫画まとめ記事とかも買いてみたいな〜。と思いつつ何もできていない。申し訳ない。

まぁ、「ツイッターをやらなくても死なない。」という個人的な極論を手に入れたのはよかったと思う。ツイッターをやらなくても日常は過ぎるし、ツイッターをやらなくても死なない。この前「結局、ツイッターをやっている人はニュースや番組を見てテレビに向かって意味のない感想をブツブツ言ってる人と同じじゃん。」のようなツイートを見てかなりドキリとした。私は最近ほとんどテレビを見ないけれど、確かにTLに流れてくる数多の情報をボーッと眺めて、それらの感想をツイートしているわけで…。でも、テレビに向かって言うよりも、意見としては他の人に見えやすくはなっているとは思う。ツイートは残るし、数もカウントできるし、世論を形成する一部として大きく機能しているはずなので。ちゃんと声を上げることは大事。

 

なんだが、まとまりのない記事になってしまった。とまでタイピングしてみて「いやいや、いつものことでは。」と思い、更に「じゃあ、いい加減まともな記事を書くように努力すればいいのでは。」まで思考が辿り着いたが、思考するのと実際に努力してみるまでは大きな壁があるなぁと、そういえば万里の長城の長さってどれくらいだっけと脇道に思考を逃した。21,196 kmだそうです。