「LIFE!」感想(字幕/ネタバレなし)

LIFE! 感想

「LIFE!」
原題:The Secret Life of Walter Mitty
監督:ベン・スティラー
脚本:スティーブン・コンラッド
原作:ジェームズ・サーバー
『虹をつかむ男』
音楽:シオドア・シャピロ
撮影:スチュアート・ドライバーグ

こんにちは。こんばんは。
kieです。これも公開日に観にいきました。私のよく行く映画館では前売り券販売がなかったのが少し残念でした(あったのかな? )

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あらすじ:ネガを求めて三千里

感想
リメイク作品でしかも原作の小説があったのですね。全然知りませんでした。妄想癖のあるボンヤリ主人公がとあることをきっかけに一念発起して旅に出るという世界一周系の映画です。(世界一周まではしてないけれど)いっぱい泣いたー。ひとつひとつの台詞がとても良くて胸にじんわりと染みました。いわゆる「泣かせるシーン」はないのに泣ける映画だったかなと。上手いなぁ。私はまだ社会人ではないのでわかりませんが、社会人になってまた見たいと思いました。自分の仕事に誇りを持つってかっこいいなぁ素敵ださなぁ…。またポスターを見てわかるように所々「!」となる場面が多かったので見ていて楽しかった。ウォーリーを探せ!的なかんじ。写真を意識したのか構図が写真っぽいところが多い気がしました。LIFE!写真集で隅っこに台詞書いて出版したら売れると思う。私が欲しいだけか…。ヨロシク。起承転結的には、ちょっと予測できちゃう範囲のストーリーですがそれをひっくるめてとても面白かったです。エンドロールもネガ風で好き。

「あなたが主人公です。」
「生きてる間に、生まれ変わろう。」
キャッチコピーも邦題もナイスです。
自己投影して見てる人きっと多いはず。

音楽も好きなかんじ。私が思う映画館での醍醐味は身体に響く低音です。あ!予告で「ボヘミアンラプソディ」使っていたので期待してたのですが映画本編にはどこにも使われてなかったショック!

キャスト
ベン・スティラー(ウォルター・ミティ)
メリーに首ったけ」「ナイトミュージアムシリーズ」といいちょっと冴えないけれど心優しい人間味のある。それでいてコメディ味のある面白い男性を演じるの本当に上手いですねー。身長とかもあるかもしれませんが…。昔から「彼の目がなんか好きだなぁ。」と思っていたのですが目じゃなかった。眼差し。彼の眼差しが好きです。何考えてるのー?って覗き込みたくなるのに、ずっと見てると何だか泣きそうになる。本当に良い俳優で良い監督です。ベン・スティラー大好き。

クリステン・ウィグ(シェリル・メルホフ)
可愛い大人の女性。こんな人になりたいなぁと思いました。何気ない一言とか表情で人を喜ばせるのが天才的に上手い人っているじゃないですか。そんなタイプの人じゃないかなと。

他の俳優陣もよかった。

大量の箱に囲まれている生活というか仕事場って何だか憧れますね。

社会人になって自分の自分の仕事に自信がなくなったときに観たいなー。精神の栄養ドリンク映画。

ウォウウォー♪ウォウウォー♪

おまけ
毎回ワンテンポ早く大きな声で笑う男性がいるなぁと思ったら案の定、外国人の方でした。もう他の人が釣られ笑いするくらい 笑
でも全然不愉快じゃなかったです。
終わった後に「great.」ってつぶやいてたのにグッときました。

おまけ2
親子連れの人もいて女の子が画面指差して「なんで泣いてるのー?」とかお父さんに聞いてたりしてた。これも別に不愉快にならなかった。

ポスターめちゃくちゃ好みなのでスマホケースにしたいくらい!

吹き替えの評判はまだ聞かないのですがどうなのかなー。

明後日は「アナと雪の女王」の吹き替え観にいきます。いぇーい