美容に手を出した結果(メイク編)


前回(スキンケア編)の続き

あれこれ詰め込みすぎてまとまりきらず長文になったので読みにくい点もかなりあると思うがご了承いただきたい。


メイクも楽しいぞ



○メイク編


キャンメイクを25歳以上が使うと恥ずかしいとか、ブスはデパコス使うなとか色んな論争が日々ネット上で盛り上がったり化粧品メーカーのプロモーションが次々と炎上したりと話題に事欠かないが、メイクがそれほど人々の生活に欠かせないもので各個人の考え方が反映されるものなのだなと改めて感じる日々である。コマーシャルやメディアが煽る「美の強制」とかマナーとしてのメイクやオシャレとしてのメイクなど色々なものがあってその基準の差異によって我々は苦しめられているわけで。ばっちりメイク必須の仕事もあればメイク禁止の仕事もあって人それぞれの問題や環境もあるから一概に言うのはとても難しい。


とりあえず私個人のメイクに対する考え方は以下の通り。

・メイクは自分がご機嫌に1日を過ごすためのご機嫌ツール。自分のためのもの

・男ウケとかモテメイク?愛されメイク?とかには興味なし。だって自分のためのものだから(2回目)

・デパコスもプチプラコスメもジャンジャン使う。プチプラコスメの気軽さもデパコスのトキメキも両方好き



また、メイクもスキンケア同様に個人差が出るのでこちらにも私の顔面状況を書いておく


・輪郭卵形の面長

・ニキビ跡が多い

・混合肌(多分乾燥肌ベース)

・パーツはそんなに大きくない

・奥二重〜二重(睡眠時間で変わる)

・鼻が低くてアゴが小さい

・のっぺりした男顔

・明るい髪色のベリーショート

・パーソナルカラー  イエロベース春セカンド冬(活用できてない)


私服通勤で薄メイクの人もいればばっちりメイクの人もいる職場なのも一応メモ。


理想はE-girls藤井萩花さん(URL参照)

https://instagram.com/p/BO4ahtzBlTU/


可愛い(キュートとか)系よりも綺麗(エレガントとか)系になりたい


ベースメイク

日焼け止めジェル(ビオレ)

化粧下地(セザンヌ)

リキッドファンデーション(レブロン)

スティックコンシーラー(ファシオ)

ハイライトパウダー(キャンメイク)

シェーディングパウダー(キャンメイク)

ルースパウダー(レブロン)


チーク

パウダーチーク(エクセル)


人によって「素肌を綺麗に見せたい」とか「シミをとにかく隠したい」とかベースメイクの目的はあると思うが私はとにかくニキビ跡が多いのと化粧崩れを直すのが下手なので目的を「ニキビ跡をしっかりカバー。午後でも崩れない」にしている。各アイテムの紹介をするとキリがないので特にオススメ品以外はサラッと流していく。


洗顔が終わって化粧水、乳液をつけた状態から書くことにする。お酒を飲んだ次の日などは顔がむくみやすいので乳液をつけてまだ馴染んでいない状態のときに軽くリンパマッサージ。やり方は河西美希さんのこちらの動画を参考にしている。





またリンパマッサージをする前にストレートヘアアイロン(私はクセ毛なので毎日のストレートアイロンが欠かせない)をつけて温めておく。アイロンのV字の間にビューラーの先を入れて温めておいて簡易ホットビューラーにしている。ちなみにドライヤーにビューラーを突っ込んで熱風を数十秒当てる方法とかもある。


マッサージを終えたらティッシュオフ(ティッシュを1枚顔にのせて軽く両手で抑えてから取る)をして肌の上の余分な乳液をとる。化粧崩れ防止。


日焼け止めを塗る。

ベリーショートなので首もしっかり。


下地を塗る。大人気のセザンヌの皮脂テカリ防止下地。よく振ってから使ってください。今は初夏なのでテカリ防止の下地を使っているが、秋冬になると乾燥肌がひどくなってくるのでポール&ジョーの下地に変える。私は乾燥肌がひどいときに皮脂テカリ防止剤の入っている下地を使うと鼻の頭の皮が剥けたりする。悲しい。部分用下地(テカリが気になるとき)とかカラー下地(顔の赤みが気になるとき)を使うときもある。


リキッドファンデーションを塗る。軽く1プッシュ分を手にとって指でおでこ、鼻、ほお、アゴの5箇所に置く。やや顔の中心よりで。ほおの部分には気持ち多めに置く。指で伸ばす。ある程度伸びたなと思ったら(ムラが残ってる状態)、ここで1度ティッシュオフ。次にパフでファンデを伸ばすのではなくポンポンと叩き込む。これで毛穴が綺麗に隠れる。ムラがなくなったらパフをひっくり返してファンデのついてない方で輪郭をぐるっとなぞって軽くぬぐう。顔と首の境目をボカして塗ってます感を減らす。


レブロンのリキッドファンデーションはカバー力があるけれど使用量に気をつけないと厚塗り感が出るのが難点。小鼻にファンデが溜まると化粧崩れのもとになるのでしっかりパフを折ってぬぐっておく。




ファンデが完全に乾く前にチークを塗る(後で書く)

チークパウダーが密着するので取れにくくなる


スティックコンシーラーでこれまたニキビ跡が特にひどいところをスタンプを押すようにトントンとつける。仕上げパウダーで自然になるのでぼかさずそのままにしておく。


ハイライトパウダーを指でとって鼻筋をなぞる。それから付属の筆でぼかすように普通に塗る。今まで鼻が低いのでハイライトで鼻筋を強調しまくっていたがそうすると縦のラインが強調されて面長が目立つことがわかったので自然に入れるように心がけている。同じく面長を緩和するためにシェーディングパウダーを筆でとっておでこの生え際とアゴに塗る。


ルースパウダーをメイクブラシにとってつける。毛穴が気になるところはサッサとはらうように塗るのではなくてトントンと上からつけるように塗る。


左から
資生堂 ファンデーションブラシ
ダイソー 春姫 チークブラシ
ダイソー 春姫ファンデーションブラシ

資生堂のファンデーションブラシは買ってよかったなと思うアイテムの1つ。時間があるときにしか使わないけれどルースパウダーファンデーションをつけて毛穴の気になるところやニキビ跡のひどいところにスタンプ塗り(トントンと上からつける)とめちゃくちゃ綺麗になる。コンシーラーいらないくらい。鼻筋やフェイスラインは撫でるようにして塗る。本当に綺麗になるので高いファンデーション塗っているような感覚にさえなる。

チークブラシは付属の小さいものを使うとドバッとつくので大きめのブラシを使ってブラシからパウダーが出るくらいまでたっぷりとって含ませてからティッシュオフをして塗ると少しずつ満遍なく塗れる。チークをにっこり笑ったとき高くなる位置にまんまるに塗ると確かに可愛いけれど私がそうすると面長が強調されるので横長に塗るか目尻の少し下にちょこっとだけ塗るようにしている。華やかにしたいときはそのまま目尻あたりまで引き上げるように塗ったりもする。

面長さんは塗るエリアをほお骨より上にすればいいとBAさんに習ったので自分のベストなチークエリアを探し中である。逆に丸顔が気になる人は塗るエリアをほお骨の周りにして縦長にすればいいかも。

仕上げのルースパウダーは基本的に右の大きめのブラシで塗る。資生堂のブラシを使ったときは粉落としとして使う(最後に顔全体をブラシではらって余分なパウダーを落とす)。春姫シリーズは柔らかくてチクチクしないので愛用。そしてなんといってもダイソー。安い。春姫のリキッドファンデーションブラシも買ってみたけれど使い方がいまいちよくわからないので主にこの3本を使っている。

アイブロウ(眉毛)
主な使用アイテム
パウダー&ペンシルアイブロウ(エクセル)
アイブロウマスカラ(ヘビーローテション)

ペンシルで眉頭以外の眉の輪郭をなぞってから眉尻を描く。パウダーで中を埋めてから眉頭もパウダーで描く。眉頭の眉毛がほとんど生えないのでペンシルで最後にちょっとまた書き足す。私は髪色が明るいので仕上げにアイブロウマスカラで眉を明るくして終わり。

エクセルのペンシルアイブロウはパウダーとペンシルとブラシが1本セットになっていて色も沢山あるし落ちにくいのでオススメ。眉に関しては眉毛サロン(アナスタシア)に行ってからグーンと楽になったので是非ともオススメしたい。これについては次の記事(美容行動編)で詳しく書く。



アイメイク
主な使用アイテム
アイテープ(D.I.P)
アイシャドウ(ヴィセ)
リキッドアイライナー(フローフシ)
薄アイライナー(ケイト)
マスカラ(メイベリン)
ビューラー(コージー)

もう一度書くが、私は奥二重〜二重が睡眠時間で変わるというまぶたをしている。ある日は両目とも奥二重(ひどいときはぱっと見完全に一重)、ある日は両目ともぱっちり二重、ある日は片方は奥二重、片方は二重といった有様である。自分の作画が安定していない。なので今回は奥二重のときのパターンと二重のときのパターンを書くことにする。ちなみに片方だけのときはアイテープをして両目を二重にしている。

奥二重のとき
ぱっと見アイメイクをしても意味がないと思われがちな一重〜奥二重だがそんなことないぞと声高く主張しておく。伏し目のときにドキッとするのが一重と奥二重の最大の魅力。アイシャドウは縦割りグラデーション(目頭から目尻にかけて色を濃くするやつ)にする。アイラインを太めに引いて目尻からややオーバー気味にする。目尻のラインをぼかしても自然でいいけれどそのままの方がカッコいい気がする。奥二重でビューラーをするとまつげがゴキブリの足みたいになるので(個人的見解です)ビューラーはなし。

マスカラも下から上にあげるのではなくて上から下に塗って長さを出してから目尻に向けて横に流すようにする。下まつげもマスカラでササっとなぞる。全体的に目の面積を広げるのではなく目の横ラインを長くするイメージ

日本では奥二重や一重は矯正するものだと考えられがちでぱっちり二重バンザイみたいになっているので一重のままでメイクをしている海外のサイトやファッションショーのメイクを見て参考にしている。日本だとりょうさんや吉高由里子さん、多部未華子さんが一重(奥二重?)なのでその辺を参考にするのもいいかもしれない。

二重のとき 
アイシャドウを横割り(上から下に向かって濃くするやつ)にして目尻よりも少し外側に濃い色を足す。下まぶたの目尻より1/3にも濃い色を足してぼかす。上まぶたの中央に1番明るい色(もしくはラメ入りのキラキラしたやつ)を縦にさっと指で塗る。涙袋にも塗ってぼかす。なんとなく目の立体感がでる。自分のまぶた(眼球が入って出っ張ってる部分)より上にはアイシャドウを塗らない。アイラインは細めに引いて目尻もほんの少し付け足してぼかす。薄ライナーで涙袋を描く。

まつげはマスカラでがっつり下から上にあげて長さを伸ばす。3秒くらいかけてゆっくり塗るとダマにならずに綺麗に塗れる。温めておいたビューラーでまつげをあげる。下まつげにもマスカラを塗ってビューラーをする。こちらは奥二重のときとは逆で目の面積を上下に広げるイメージで。

ヴィセのアイシャドウはラメが細かくて上品に仕上がるので仕事用にブラウンを購入。ちょっと色づきが薄いかもしれない。



リップ
リップティント(オペラ)
直塗りで塗ってからティッシュで口角とかのはみ出した部分をふく。キチンと感を出したいときにはリップブラシで輪郭をとってから塗る。上唇のMライン(山ライン?)をリップブラシで描くと綺麗なお姉さん感が出るような気がする。なんとなくだけど。オペラのでリップは超優秀なので1本持っていても損はない!リップ下地もグロスもつけなくても大丈夫。綺麗な華やかリップになれる。


最後に鏡を持って全体と横顔もチェックして完成。
ここまでなんと4838文字という長さ。基礎化粧品からヘアセットも含めたメイク時間は大体20〜30分くらい。多分人よりも長い。

おでかけをするときは「今日は赤リップメイクだ!」という風に主役を決めてからメイクをする(全部を盛り盛りにするとケバくなる)。リップを強調したいときは眉もしっかり目にするとバランスがとれる。その代わりアイメイクは薄めで。

カラーマスカラをつけたりして遊ぶこともある。お気に入りはケセランパサランのピンクのマスカラ。


上まつげに塗るとこんな感じ
(マツエク、つけまなし)

ほんの少〜しだけピンクになるのでぱっと見はわからないが至近距離や屋外で見るとよくわかる。アイシャドウなしでもシャドウ効果があってほんのりまぶた全体がピンクに見えるのも可愛い。つけているとよく褒められる。まつげがよく伸びるかつ上げたまつげが下がらない。しかもお湯でスルッと落ちるのもポイント高い。

他にも下地をツヤ肌重視のものに変えてみたりアイシャドウをグレーにしたり赤にしてみたりして試行錯誤している。デパコスを使うのもおでかけメイクのときが多い。出かける前から楽しくなるのでとてもよい。シャネルのチークとリップはラメが多いのでミュージカルを観に行くときとか自分にとってハレの日のおでかけメイクに使う。


余談だがこのシャネルのチークとリップは美容に目覚める前に親戚の叔母からのプレゼントである。もらった理由が確か「化粧くらいきちんとしなさい」だった。悲しい。当時の私は化粧をしていてもすっぴんに間違われることがかなりあったので叔母にもそう見えたのだろう。悲しい。とても悲しい。そんな悲しい過去の産物であるシャネルセットではあるがやっぱり一流ブランド!というイメージがあるので使うときにドキドキワクワクするのが嬉しい。ありがとう叔母。

あれこれ書いたがまだまだ毎日試行錯誤の繰り返しで自分にとってのベストなメイクが出来ていないというのが現状である。ただコスメカウンターに行ってあれこれ買い求めたり、アドバイスを受けたりして漠然と「メイクは目の錯覚を利用した光のペイントで顔面は立体キャンバス」で「メイクの上達のポイントは顔面内容物と骨格」なのかもしれないなと学んだ。例えば、眉尻の位置は小鼻から目尻を結んだ延長線上とか、チークの位置はほお骨の位置で決めるなどなど。あとメイクするときは正面至近距離でだけ顔面を見がちだが横顔や髪型を含めた全体も大事で鏡を持って離してみたり横顔を見てみるのも結構大事。三面鏡がほしい。


おまけ 参考にした本

結局のところメイクの基本ってなんぞや。と思って購入。写真が大きくて多いのでとてもわかりやすい。応用を知りたい人には物足りないかも。

プチプラもデパコスも好きな私ホイホイの本である。優秀なプチプラコスメを探すのに便利。

メイクを楽しむようになれば毎日の義務が楽しみになるし自分のコンプレックスが改善されれば自己肯定感にも繋がると思うので、誰だかよくわからない世間の皆様のためだとか仕事のためだけだとかのためにメイクをするのではなくて自分のためにメイクをしようではないかと提唱したい。

アラは隠せる!長所は伸ばせる!

誰がなんといおうと「今日の私はメイクが上手くいったので最高にイケてる」と思いながら歩くのは結構楽しくてハッピーだぞ。

美容は誰かに強制されるものでもなければ牽制されるものでもないのだ。自分からする美容は楽しい。

次は美容行動について書く予定。
マツエク、眉毛サロン、美容院、パーソナルカラー診断、コスメカウンターとかについて書きます。