某月某日についての記述


書きたいことがありすぎる。観劇した舞台作品の感想文も書きたいし、ジャニーズについての意味不明な考察文だって書き連ねたい。日常のことや今の自分が抱えている思考や問題についても文章にアウトプットしておきたい。それならブログじゃなくてもいいじゃないかと思うけれど私の書く字はすごく汚いので後で読み直したときのダメージが大きいのでダメだ。誰かに代筆してほしい。

以下よくわからない文章たち。
もしくは日記かもしれないもの。


某月某日 多分夜
某匿名掲示板にて自分のことや知り合いのことと思われる書き込みを見つける。2回休み。

某月某日 仕事中
ピアノの発表会に出れなかったことを思い出す。私がまだ小さかったときの話である。母が私に我慢させたのだ。今考えれば「きらきら星」を弾けるか弾けないかというレベルだった当時の私に何万円も出して発表会に参加させるのはかなり無駄な出費だと思われるが、私はそれが原因でモチベーションが下がって練習も怠けるようになり、あっという間にやめてしまった。それから私も成長して部活動や学校行事の一環で「発表会」と名のつくものに何度か参加したが、それらは憧れてやまなかったあの「ピアノの発表会」には到底似ても似つかぬものだった。私はこの先の人生で「ピアノの発表会」に出ることはないだろう。ピアノの発表会。小さな私が可愛らしいワンピースドレスを着て自信たっぷりに下手なピアノを弾くのだ。「チューリップ」でもいいし「よろこびのうた」でもいい。弾き終わると「よく頑張ったね」と観客(ほぼ保護者)から拍手が沸き起こる。

でも1度もなかった。これからもないのだ。
どうしても出たかったピアノの発表会。
嗚呼出たかったピアノの発表会。

某月某日 おそらく朝
夏がとうとう来てしまった。絶望した。
1番嫌いな季節が来てしまった。
今年こそはいいことがありますように。

某月某日 深夜
電車で乗り過ごす。乗り過ごしたと思いたくないので降りた駅が最寄駅の友人を呼び出してカフェに行く。どうやら友人の彼氏がパチンコで尋常じゃないほど勝ったらしい。早速呼びつけて酒やら魚やらを奢ってもらう。3軒目に行ったバーで仮面ライダーシリーズを見まくる。どうやら私は電王が好きらしい。カウンターの隣に座った男性に今の仕事を軽くディスられたが何を言われたのかさっぱり覚えていないので本当にディスられたのかどうか定かではない。

某月某日 朝
目覚める。ここはどこだ。見知らぬ天井。どうやら友人カップルの家で夜を過ごしたらしい。頭が痛い。胸がグルグルして気持ち悪い。吐き気をなんとか抑えながら辺りを見渡すと「25歳のお誕生日おめでとう」とデコレーションされたコルクボードが目に入る。色んなことを考える。

某月某日 夕方
「好きです。」
「私も好きです。付き合ってください。」
もちろん日本酒の話である。

某月某日 朝
毎日使っているヘアターバンのゴムが伸びてきたので新しいのがほしいなと思う。

某月某日 昼
部屋を掃除していたら昔にお土産でもらったヘアターバンが出てきた。新品。嬉しい。

某月某日 夜
真新しいヘアターバンがもう一個出てきた。
そんなにいらない。

某月某日 夕方
「ドラマに出てくるワラワラした人たちのことなんて言うんだっけ?ストライキ?」
「エキストラ」
「駅と虎?」
「エキストラ」

某月某日 通勤
ブログ書きたい欲が高まる

某月某日 帰宅
睡眠欲の圧勝

某月某日 トイレの個室
もう日本酒なんて飲まない

某月某日 オンライン
「結婚します」
「おめでとう!」

「離婚しました」
「おめでとう!」

某月某日 オフライン
「結婚したい」
「なんで?」
「大人だと思われたい」
「日本において20歳以上は成人ですが」
「人並みの恋愛経験を積んで適齢期に結婚しないとまともな大人だと扱われない気がする」
「悲しい問題だねえ」
「だからさ、俺と結婚して?」
「は?」
「結婚して?」
「はい?」

みたいなのいいよね!という会話。

某月某日 深夜
暑苦しくて目覚める。30回休み

某月某日 帰宅中
私が私の世界で最強だった頃はいつだったのかを考える。おそらく高校生のときだ。あの頃の私はありとあらゆるものに対して反抗的で懐疑的だった。些細なことで本気で怒って本気で泣いていた。世界は自分を中心に回っているのだと根拠もなく信じ込み、それでいて自分には何もできないのだと絶望していた。髪の毛はくせ毛でうねっていたし病的なまでに痩せていてガリガリだったけれど私はその頃たしかに私の世界で最強だった。誰しもが誰かの1番になりたかった時代。まだその頃はスマホもLINEも普及しておらず、各々が各自で携帯サイトを作成してポエムや昨日したデートの内容などを自分達の全世界にぶちまけていて私もそれに乗っかってコツコツとオンライン上の日記を綴っていたのだがそれも今となってはどこへやら。最強の私が書いた日記。できることならまた読んでみたい。いや、やっぱり絶対に読みたくない。

某月某日 夜
ブログを書く。あまりにも支離滅裂な文章のために公開するかどうか迷いながら投稿する。


なんだこの記事。