5月、6月、上半期!

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ひたすら焼き菓子を作っていた5月。

気づいたら5月も6月も終わっていた…。あれよあれよという間に人生は進んでいくのだなぁと、しみじみ思う。以下、備忘録。

 

5月

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林檎をジャムにする

1週間だけ働いて残りは有給消化をしていた。特に何かをすることもなく、毎日コツコツと家の掃除をしたり雑巾を縫ってみたり、床にワックスをかけたりしていた。あとエアコン掃除とか冷蔵庫や衣類の断捨離とか。ただひたすら家のメンテナンスをしていて、余った時間があれば焼き菓子を焼く、本を読む。そんな生活だった。どこか退屈だけど優雅でゆっくりとした幸せな時間。

 

6月

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夏が来るのでキュウリを漬けた

とある資格を取りに行くスクールのようなものに通うことになった。ちゃんと朝に起きて顔を洗って、お弁当とお茶を用意する。ちゃんと毎朝着替えてメイクもする、きちんとした生活の始まりだ。毎日歩いて、学校へ行って、机とホワイトボードに向かい合う日々を続けている。一緒に勉強する人たちや先生がいる。楽しい。ありがたい。9月頃には卒業なので既に寂しく思う。

学校へ行くことによって、「何もしていない自分」を責めることはなくなったし、転職活動しながら勉強もできるのは、精神的に安定してよかった。資格試験は学校卒業後なので、それまでモチベーションと知識をどうにか維持したいところである。

生活の話はこれくらい。就職先か仕事が欲しい。2021年上半期は、仕事に違和感→辞めたい→辞める→のんびり→久しぶりの学校!で、まとめられると思う。なんとか円満に退職できて、次のステップへとスムーズに進めることができてよかった。無職だけど。無職だけども。

 

エンタメは色々摂取した!楽しかった!

・漫画

純愛コメディホラーの傑作漫画です。と書くしかないのだが、実際読んでもらわないと、面白さが伝わらない気がする…!映画でも小説でもなく、漫画だからこそ怖い」表現がもの凄く上手い作品。主人公の女の子に初めて彼氏ができて、その彼氏が2週間で亡くなってしまう話で、女の子が彼氏に対して劣情(性欲)を抱いているところも恋愛の大きな要素として全く隠さずに描いてて良いです。しっかりホラーなんだけどコメディ要素も多くて明るく読める。けど怖い。謎解き要素もあちこちに散りばめられていて面白い。

ツイート探したら感想書いてた。読んでくださいお願いします。ほら、夏だし。

 

楽しみにしていた続編。人が人を救う瞬間って実は何気ない一言だったりするよね。そんな瞬間をここまでドラマティックに描ききる画力と言葉選びの上手さよ。漫画として一切の無駄がない完成度の高さがここにあります。絵が色んな意味でとても上手い。

 

最終巻。現実が、過去の歴史となり神話となるまでの話。いざ読み終わってみると、キャラクターも作者も読者もみんな頑張ったね…と言いたくなるような作品。

 

空気感と温度感が大好きな作品。キャラクター同士の距離間と信頼のバランスが絶妙。この作品読むと毎回ロンドン行きたくなる。

 

愛と人生の話ですね…。読んでいてなんとなくしんみりしてしまう。自分とパートナーにとっての「幸せ」の定義を見つけて大切にしている2人の関係さが美しい。

 

・アニメ

ウマ娘 プリティーダービー」

season1 第1R

アマプラ入ってなくても1話無料で見れます。「ウマ娘って?」という人は是非。

 

こちらはseason2の1話。こちらもアマプラ入ってなくても無料で見れる。そして、私はこのseason2にハマっていた。そりゃあもう。

競走馬の擬人化アニメ(実際にレース場で走る。時速60kmくらいの速さで走る。)で、あの有名な「オグリキャップ」や「ハルウララ」も登場する。史実に沿いながら、アニメならではの「もしもあのとき…」も含まれており、アニメを見てから史実を調べて「へー!」となりながらまたアニメを見る…のような楽しみ方が出来る。史実に基づいた小ネタが多くて、めちゃくちゃ面白い。それに加えて私はseason2の展開とキャラクターの関係図が好きすぎて!

これと

これですね。余談だけど、競馬って「たばこ咥えたオジさんが新聞振りまわして叫ぶ」みたいなイメージがあって、調べて見たら競馬界自体もそんなイメージを払拭すべく色んな努力をしていて、実はそんなことはないらしい。世界が広まった。分かってよかった。いつか一心同体、人馬一体のスポーツを一度でもいいから生で見てみたい。

 

・ドラマ

今更ながら、MIU(星野源綾野剛のドラマ)を見て「めっちゃ面白いやん…」となって昨日ようやく完走しました。アンナチュラルも面白いらしいので楽しみです。

 

こう振り返ってみると、なんやかんやで毎日楽しく過ごしてたな自分。皆様、楽しく過ごしていきましょう。お身体ご自愛ください。

 

VSシフォンケーキ

 

オーブンレンジを購入して、毎日のようにケーキやらスコーンやらを焼いている。とても楽しい。楽しいのでマフィン型やお菓子のレシピ本も沢山買った。とても楽しい。

ある程度のお菓子作り(クッキーやブラウニーなど)は経験してきているので、一通りのものはとりあえず出来る。しかし、例外がシフォンケーキである。それではここで、私の1ヶ月間のシフォンケーキとの戦いの軌跡をご覧いただきたい。

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初めて焼いたシフォンケーキ(バナナ入り)。こんもりと盛り上がって嬉しく思う。本来ならば、ワインボトルなどに挿して生地を冷ますのだが、家になかった。よって、マグカップに活躍してもらうことにする。ちなみにロンドンの劇場で買ったマグで「As you like it (お気に召すまま)」とデカデカと描いてある。私もこのシフォンケーキをお気に召したい。

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型から外した。バナナシフォンケーキならぬ新種のバナナ巨大ドーナツである。調べてみると、これは「底上げ」という状態のもので、生地が混ざり切ってないときや型の底部に火があまり通らなかったときになるものである。らしい。手でちぎって食べてみる。バナナの芳醇な香りと甘味が感じられる、もっちりとしたケーキだった。これは美味しい。

(VSバナナシフォンケーキ 敗北)

 

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悔しいので次の日に朝からシフォンケーキを焼いた。今回は「絶対失敗しないプレーンシフォンケーキ」というレシピを発見したのでそれを参考にした。というか、そもそもプレーンのシフォンケーキを作ったことがないのにバナナに挑戦したのが悪かったのかもしれない。あまり膨らまなかったので少しだけ心配になる。

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外した。完璧である。

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切ってみた。気泡の荒さが目立つので次回に改善することにする。食べてみるとフワフワしゅわしゅわで軽い食感が最高だった。

(VSプレーンシフォンケーキ 勝利)

 

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もうこれはシフォンケーキをマスターしたといっても過言ではないだろうと、再度バナナシフォンケーキに挑戦してみた。

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外した。どうしてこんなことに。

ツイッターに投稿したらフォロワーから「オブジェのようだ」とコメントを頂戴した。あとで夫に画像を送ったら「芸術品だね」と言われた。どうやらとんでもないアート作品を生み出してしまったらしい。味は蒸しパンみたいで美味しかった。

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タイトル:虚無(17cmシフォンケーキ型)

(VSバナナシフォンケーキ 敗北)

 

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フォロワーから「紅茶とかの乾燥したパウダー状のものを入れると失敗しにくいのでは」と助言をもらったので紅茶のシフォンケーキに挑戦した。茶葉はアールグレイ。焼いている時から良い香りがして幸福な気持ちになる。

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若干の混ぜ不足と茶葉が沈んでいるのが気になったが合格点。気泡の揃え方がわかってきた。食べると鼻にアールグレイの香りがグワっと広がって美味しかった。試食した夫からは「1番これが好き」と言われた。

(VS 紅茶のシフォンケーキ 勝利)

 

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シフォンケーキの本を調べていると、なかしましほさんのこの本が有名らしいので購入した。後ろの2冊はクッキーとマフィンの本です。

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本を参照してプレーンシフォンケーキを焼いた。モリモリ膨らんでいて美味しそう。

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外した。どうして。またアート作品を生み出してしまった。裂けた部分が口のように見えてモンスターみたいにも見える。今にも襲われそうだ。

底上げしているので混ぜ不足感が否めない。どうしたもんかと首を捻る。

(VSプレーンシフォンケーキ 敗北)

 

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友人から「紅茶のシフォンケーキがいいな」とリクエストをもらったので再度紅茶のシフォンケーキを焼いた。前回と同じレシピだが、毎回混ぜ不足を感じているので「終わったと思ってから10回混ぜる」をしてみた。うんうん、ツヤのある焼き上がりで美しい。これはいけたのでは。

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外した。これは完璧では!!完璧では!?!?完璧なのでは!?!?最高の出来栄えにキッチンで「ッシャーー!!!」とガッツポーズをした。茶葉も満遍なく混ざっていて美しい。

 

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切ってみると、気泡も揃っていて、とても綺麗に出来ていたので盛り付けも少しだけ頑張ってみた。嬉しいぞ。

(VS紅茶のシフォンケーキ 勝利)

 

計 6戦3勝3敗

いい勝負である。個人的なコツとして

・オーブンの予熱を天板ごとしっかりする

・生地を臆せずしっかり混ぜる

・焼く前に箸でグルグル混ぜる

・型から外すときは臆せず手で外す

が必要だとわかった。これは私が「メレンゲの泡が消えるのではないかとビクビクしながら生地を混ぜる」かつ「綺麗に外せないのではないかと手外し前に包丁をガシガシ入れてしまう」癖がある人間なので、人によっては「混ぜすぎない」のがコツの人もいるだろう。色んな本やレシピを読んだら「生地にツヤが出るまで混ぜる」のが基本らしいです。

シフォンケーキは成功しても勿論嬉しいけれど、失敗しても「ちくしょー!!!」と闘争心を燃やせるので楽しい、そして試合結果を問わず食べたら美味しい。

 

今度は絶対バナナシフォンケーキを倒すからな。

 

オマケ

使っているのは、この型です。(下部リンク参照)

調べた結果、アルミ製かつ17cm型がいいとのことでこれにしました。煙突部のつなぎ目がなくて洗いやすいのと、かっぱ橋の業務用商品という安心感が決め手でした。買ってよかった!

17cm【浅井商店オリジナル】つなぎ目のないアルミシフォンケーキ型 17cm シフォン型 ケーキ型 手作り

4月のこと

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さらば苺の季節よ

 

「あぁ、辛かったな。」

そんな1ヶ月間だった。退職することになり、次の日には「もう使う必要ないからいいよね」と社用パソコンを持っていかれた。その次の日には「もう出席してもらう意味もないもんね」とミーティングに参加できなくなった。そして、その次の日にミーティングの決定事項を朝イチで他のアルバイトに訳のわからないまま指導しなければならないような日々が続いている。昨日出社したら私が使う備品やら何やらの配置がごっそりと変わっていて私という社員が排除されていく様子を目の当たりにした。どこか他人事のように眺めていたが、精神の方は少しずつ擦り減っていたようで毎日帰宅しては床にグッタリと突っ伏す。そんな私に夫がかけた言葉が、見事に私の逆鱗に触れ、それから今までしたことなかった大喧嘩をして、私は泣いて泣いてベッドから一歩も動けない休日を過ごした。夫は謝罪してくれたが、私はあの日受けた心の傷をしばらくは忘れないと思う。

 

そんな感じの日々かつ、今の世界状況もこんな状況なので、少しの先の未来すら見ることができない。泥沼の底をひたすら掘っていくような日々だ。

 

思考の隙間に嫌なことが詰め込まれることに疲れていた。なので、DMMブックスの初回70%オフキャンペーンを利用して山ほど漫画を買って毎日読みまくったのには正直救われた。予算1万円に設定して60冊くらい買って特に面白かったのはこれ

 

カラオケ行こ! (ビームコミックス)

カラオケ行こ! (ビームコミックス)

 

ヤクザが中学生に「歌が上手くなるコツを教えてくれ」と頼んでレッスンを受ける話。全ページ笑えるといってもいいくらい面白くて笑える。ボケとツッコミのテンポの良さが設定のシュールさに負けてないのがすごい。そしてコメディなのに伏線がちゃんと回収される物語でもある。何回読んでも爆笑してしまうのはズルい。最高。

 

めーーーっちゃよかった。おとなしめで自分の意見が言えない女の子と自転車屋さんで働くヤンチャ系(この言い方はいつまで通じるのだろうか)の男の子の恋愛漫画。一見、少女漫画で使い潰されているだろう地味女×ヤンキー男の話っぽいけれど、それぞれにちゃんと人生や考えがあって寄り添いながら成長していくのが、とてもよかった。ちゃんと「ギャー!!」となるようなキュンポイントもあります。素晴らしい。

 

違国日記(1) (FEEL COMICS swing)

違国日記(1) (FEEL COMICS swing)

 

「なんで今まで読んでこなかったんだろう。」と後悔したくらい良かった。大嫌いな姉が交通事故で亡くなって、姉の娘である姪を引き取る話。

「槙生ちゃんは悲しい?」

「…嘆かわしいことに。全く悲しくない。

…私は姉を嫌いだったから。

…あなたを気の毒だと思うぶん

…それが悲しい…。」

「私がへんなのかと思ってた…。」

「…どうだろう。へんかも知れない。」

「えっ」

「でもあなたの感じ方はあなただけのもので誰にも責める権利はない」

「まぁそんなの本人にしかわかんないよね。それをどう受け取るかはあなたの問題だし」

この作品の中に散りばめられた「あなたはあなた。私は私。」というメッセージは読む人によっては突き放すような言葉かもしれない。共感しない、自分の感情を共有しないという主人公のやり方は冷たいかもしれないが、誰に対してもとても誠実だ。そんな姿に私は読んでいてとても救われた。社会は人々に穏やかで万人に対して優しく、文句を言わずに慎ましく生きることを求めてくる。しかし、私たちは怒ってもいいし泣いてもよかった。そんな当たり前のことを忘れていたのである。心の中は自由だと。

行き場のない気持ちにポンと居場所をくれるようか作品です。是非、読んでください。

 

あと、料理のレベルをいい加減上げたくて色々やっていた。

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鯛を捌けるようになった。皮引きが難しい。あと魚ってロス率が半端ない(生ゴミが出る)ので、自分で捌く人が年々少なくなるのもよくわかった。でも、やっぱり捌きたての刺身は最高に美味しいですね。

 

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オーブンレンジを買った。今まで温め機能だけの電子レンジとトースターだけで暮らしていたけれど「私だってケーキとかパンとか焼きたい!!!!」と奮起して買った。最高だった。休みの日にパン生地を捏ねたりするのはとても楽しい。

 

あと数日で最終出勤なのでゆるく頑張ります。

では

椅子を用意する

 

例えば、心の中に空間があるとして、私は日常で関わる人全てに椅子を用意してしまう。気分を害さないように、居心地がいいように。よって、私は苦手な人ほど厚遇してしまう。嫌われないように。苦手な人が私を攻撃してこないように。冗談の皮を被って侮辱してくる人にも、ソファを用意してニコニコしながら飲み物を用意して機嫌を取ろうとする。そうしているうちに椅子がいっぱいになり、空間は酸欠になって椅子に座っている人から不平不満が出るようになると、私はそれをまともにくらってしまう。限界が近づくと私はその空間にいる人々を強制的に切るしかなくなる。そうなる前に「ご退席ください」と言えればいいのに私にはそれが出来ない。いや、そもそも嫌いな人に、不親切な人に私が椅子を用意する必要はなかったのだ。自分の大切な人にだけ用意しておけばそれでよかったのに。それに気づくのに28年間もかかってしまった。28年間も。

「だから私は疲れちゃうんだと思う。」

夫にここまでなんとか説明すると、

「なるほど。」

と短い返答が来た。夕食時の会話だったので、夫は食事の続きを楽しんでいる。口がもぐもぐと動く。

「それでね。」

私は続ける。

「私は貴方と結婚したけれど、こういうことかとようやく理解した。」

正直言って、結婚して1年経つが「結婚したんだなぁ」という実感がまるでなかった。結婚式も挙げたけれど、私にとっては「結婚式という名の私が楽しいパーティー」だったし。それが、なんとなく、急にストンと腑に落ちた。こういうことか。やっと理解した。

貴方の椅子はここにありますよ。と夫が用意してくれていたことに。此処は貴方の特等席ですよ。これからも、ずっと此処にある椅子ですよ。

「貴方があのときしてくれたプロポーズの意味ってこういうことだと思った。」

よし、言いたいことは言った。改めて夫を見る。

「うん。多分合ってる」

夫の回答にほんの少しの沈黙があった。どう答えればいいかしっかり考えていたらしい。私は夫の手を取る。ちょっとだけしっかりめに握る。

「私に椅子を用意してくれてありがとう。私と結婚してくれてありがとう。」

フフフと夫が笑う。彼の目尻にシワがよる。歳のわりに目尻に刻まれるシワの数が多い。私は彼のそんなところが非常に好きである。人より多く笑ってきた彼を好ましいと思う。

 

「貴方の椅子もあるからね。でも、貴方は寝るのが好きだからベッドとか布団の方がいいかな。」

寝る前に、出来るだけさりげなく夫に言うと返ってきた言葉はこうだった。

「嬉しいなぁ。でも椅子でいいよ。」

椅子で充分です。

3月のこと

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すっかり寒さも和らいできて「今年こそライダースジャケットジージャンを買うぞ」と意気込んでいたら、もうそんな上着さえも必要ないくらい暖かくなってしまった。なんやかんやで5年くらい軽めのアウターが欲しいと言っているので秋の私に期待したい(そして多分買わない)。

 

・備忘録


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3月もあまり出かけていないが、用事ついでに行ったことのないところに行ってみたりした。よく知っている土地のはずなのに、いつのまにかお洒落なお店ができていたり、逆に店がなくなっていたりして浦島太郎感を味わう。韓国風インテリアのカフェが可愛かった。


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最近YouTubeで、かまいたちの動画ばかり見ている。その中でも2人が好きな食べ物をランキングしている動画(ミスドマクドナルドなど)が、好きで、夫と「俺たちもやろうぜ!」という話になり、デリバリーサービスのクーポンもちょうどあったことから夜にマクドナルドをひたすら食べるという催し物をした。そして、めちゃくちゃ胸焼けした。

 

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念願の乗馬。死ぬまでにやってみたいことの1つに乗馬があってようやく叶えることができた。乗馬は思ったより揺れるし、体幹がグラグラだと大変なので太ももで姿勢を保たないといけないしで、のんびり散歩しているだけでこれなのに障害物や競馬で上に乗ってる人マジスゲーと学ぶ。パカパカと鳴る足音に癒されるのでオススメです。当たり前なんだけど、馬を撫でると温かくてそれだけでグッときてしまった。「今度は乗馬レッスンの体験(今回のはお散歩乗馬コース)も来てくださいね」とスタッフさんに言われて完全にその気になる。

 

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毎年恒例になった玉ねぎが届く。新玉ねぎ大好き。

 

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髪切った。3ヶ月おきくらいにしか行ってない。今回は初めてピンク系の色にしてみたけどあんまり違和感なくてよかった。可愛い。

 

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昨日くらいに撮った桜。満開だった。

 

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フォロワーさんが「これは美味しい」と褒めていたバナナフラペチーノは確かに美味しかった。チョコレートソース追加してみたけどアタリだった!

 

・読んだ漫画

ブルーピリオド(山口つばさ)

今なら無料だから全人類読んでほしい。アニメが始まるということで1巻が無料になっていて読んでみたら面白くてハマって、全巻そのまま買って読んだ。1話も作者ツイッターで公開してるけど個人的には2話以降の方が面白いので、とりあえず1巻をダウンロードして読んでみてほしい。藝大を目指すガチガチの理詰めインテリヤンキー(努力型)の話なんだけど、アートへの目線が、私のような素人始まりなのでわかりやすい。「ピカソって俺でも描けそうじゃね?」とか。作者自身も藝大出身で絵がめちゃくちゃ上手いです。デッサンの狂いが全くなくて絵に対するストレス(不自然さとか)が全くないまま読める。あとキメゴマの構図がバッチリ決まってるとか扉絵の遊び心とか色々面白いです。読んでいると不思議と「自分も頑張ろう」と思える。キャラクターに陰険な人が出てこないのもいい。

 

・マイ・ブロークン・マリコ(平庫ワカ)

なんかめちゃくちゃ実写映画っぽさがある漫画。漫画で絵なんだけど、動画っぽさというか動きのあるコマが上手い。物語の運び方や終わり方のスピード感と構成の仕方が荒削りながらまとまっていて読みながら「蒼井優宮崎あおいで実写化してくれー!」となっていた。これでデビュー作ってマジか…。凄まじいです。

 

・観た舞台

戦火の馬(NTlive)

フォリーズ(NTlive)

しがらみ紋次郎~恋する荒野路編~(モダンスイマーズ YouTube無料配信)

 

・仕事のこと

往復4時間かけて仕事に行って、毎日のように現場の人に文句を言われることに疲れて上司に「採用時に、本社勤務させてくれるって聞いたのにどうして私はまだ現場にいるのか」とメールなり面接なりで問い詰めたら「そもそも、そんなこと言ってない。可能性の一つとしては言ったかもしれないけど。」という回答がありました。しゃ、社会…!!!!!実に都合よく私を使いやがる!!辞めようと思ってみたり、でも転職履歴が凄いことになってるしとかで感情がごちゃごちゃになって駅のベンチで1時間くらい号泣して親に電話して「私立大学にまで行かせてもらったのに仕事続かないし会社すぐ辞めるし出来損ないでごめんなさい」と更に泣いて、そこから電車に乗って2時間かけて泣きながら家に帰った。何かの節目のときにはずっと泣いてるな私。で、そこから家帰ってバナナを1本食べてミルクティー飲みながら「楽しい話をしましょう」と強制的にお題を作ってオンラインでお喋りしていたら少し元気になった。で、思った。

「じゃあ、やりたいことやるか。」

なんとなくリスク回避するために正社員じゃなきゃダメだとか、育休産休のことを考えるとかで今のところで働かなくちゃいけないんだと思い詰めていたけれど、正社員だろうが、この生活のままで心身を壊したら元も子もないし、育休産休も取得したとして、また2時間かけて現場に行って働くなら時短勤務必須になるだろうし、それなら保育所に入れるのも難しくなるのでは…?(フルタイム勤務と時短勤務では前者が優先されるため)ということになり、ならリスクは人生につきものだし、とりあえずやってみよう精神で色んなことに手を出してみることにした。こういう時の自分の行動力は我ながらいつもすごいと思う。 

 

父との電話とメールに何度も「なんとかなる」という言葉が入っていて、「あぁ、父らしいなぁ」と思うと同時にずいぶん救われた。なんとかならないかもしれないけれど、「なんとかなる」と思いながら動く方が私にとって健全な気がするから。

 

なんとかなる。なんとかなる。

 

 

 

 

 

フィナーレを見る覚悟を(V6解散報道について)

 

V6解散報道を受けて、1人のオタクとして今の心情を書いておかねばならないという使命感に駆られてキーボードを叩いている。人によって定義は異なるだろうが、私はオタクである。そしてジャニオタでもある。担当はV6から始まり、Hey!Say!JUMP、ジャニーズWESTという掛け持ちでもあった。V6が私とジャニーズ文化を結びつけたグループであり、すべての始まりでもあり原点でもあったのだ。そんなグループが解散。今でもまるで信じられない。「やっぱり解散やめます」とかそんな馬鹿みたいな発表を心のどこかで待っている。しかし、そんなことが起こらないことは、十分すぎるほど理解はしている。そう、理解はしている。V6が解散することを。

 

私が小学生の頃、娯楽はまだテレビ番組がほとんどを占めており、「ねぇねぇ!昨日のアレ見た!?」と朝に友達と確認しあって盛り上がるのが常であった。そんな中でTBS系テレビ番組「学校へ行こう!」(改題後の「学校へ行こう!MAX」も含める)は、気づいた頃から火曜日の20時に毎週放送されており、当時の我々にとっての最高の娯楽、最高の共通言語として機能していた。名作と名高いウルトラマンティガも放送されていて、「V6とはなんだかいつも楽しそうなお兄ちゃんグループである」とジャニーズとはなんたるかをわからないまま、私はV6に慣れ親しんだ。長野博さんを見て「ダイゴ!」とテレビを指差してたなぁ。アイドルとしての認識は「とにかくアクロバティックしまくる」くらいしかなかった。

さて、年数を重ねてあっという間に私は中学生になり、学校の話題はHey!Say!JUMPのデビューや、修二と彰(山下智久さんと亀梨和也さんによるユニット)に移り変わり、いつのまにかテレビ番組を見ることも少なくなり、部活やテスト勉強やらに精を出し、自作サイトで日記を綴ったりと(当時は「前略プロフ」などが流行していたが私の学校は自作サイト派の人が多かった)、忙しくなり、次第に私と「学校へ行こう!」及びV6との心理的距離は離れていくことになる。気づけばいつのまにか番組は終了していて、それを知った時にも大きな感慨はなかった。

番組が終わろうが、地球は周り、人生は続くものである。高校(宝塚歌劇にハマった)、大学(ニコニコ動画2chまとめサイト、APHにハマった)を経てどこに出しても恥ずかしい立派なオタクになった私は、とある企業に就職した。生まれて初めての一人暮らしに自由を満喫したのも束の間、上司との相性が悪くに悪く(教育係かつ所属長だったので、どこにも改善を求めることが出来なかった)、毎日のように人格否定と見た目のジャッジをされることになり、会社から与えられた寮は私にとっての家ではなく監獄と化した。今思えば、慣れない土地になんの下調べもなく住んだこと、その土地の劣悪な治安なども影響したとは思うが、日々、心が少しずつ、確実に摩耗していった。会社のドアを開けて出社するたびに身体が重くなる感覚に襲われ、金曜日の夜に退勤したと同時に「月曜日にはまた会社に行かないといけない」とボロボロと泣きながら帰路についてそのまま泣きながら家に入り、泣き疲れて眠るのが日常茶飯事になった。明日が来るのが嫌で嫌で、眠ることを避けるようになって普段の睡眠時間が3〜4時間を切ったあたりだった。私がV6と再会したのは。

ちょうどV6が結成20周年の年だった。何気なくテレビをつけたら「学校へ行こう!」の特別番組が放映されており、昔懐かしい映像と当時の記憶よりも大人になったV6がそこにはいた。

「ありがたいな。嬉しいな。」

素直にそう思った。嬉しかった。

そのときのことは、こちらの記事でも書いている。

2015年に復活した「学校へ行こう!」を見て


「ありがたいなぁ」と思った。

当時に活躍していた人たちが今もまだ変わらず元気でいる姿に。立派な大人になっていることに。当時の番組そのままの面白さをまた作り上げてくれた制作スタッフに。

そしてV6に。


小学生のときに「常にハイテンションで面白いことをやっているお兄ちゃん達のグループ(時々歌って踊る)」と思っていた彼らが今も1つのトップアイドルグループとして存在していることに。私が「学校へ行こう!」を見なくなっていても、成長して大人になっても、彼らが彼らとしてしっかりと時を刻んでいることに。さすがに当時のような若さと破茶滅茶っぷりはなかったけれど、いつも楽しそうな空気感が変わらずあった。


懐かしいなぁ。ありがたいなあ。

いい番組だった。楽しかったな。


そんな感想を抱いて終わったが、それからすぐあとに音楽番組の生放送でバク転をしているV6を見て驚愕した。

彼らがグループとしてずっと居てくれていたことに感謝した。毎日のように否定されて疲弊していたけれど彼らを見て「自分も居てもいいんだ」と、どこか心の片隅で思った気がする。

V6がいる。彼らが存在していることに嬉しさを感じた私はそこからみるみるうちにハマることになるのだが、当時のツイートを見ると転げ落ちるようにしてハマっているので面白い。実際、とても面白く楽しい経験が出来た。家に帰っても見る気のないテレビを意味もなくつけることがなくなり、V6のコンサートDVDや出演ドラマを見るようになって家に帰るのが楽しくなった。通勤時に彼らの曲を聴きながら「よーし、今日も頑張ろう」と思うことが出来た。V6が出ている雑誌や書籍を買って読むのが楽しかった。あの頃、私は確実にV6に支えられていたし、今もその記憶があるからこそ、「彼らが存在していること」に執着していた部分もある。ちなみに、その当時働いていた会社は身も心も限界が来たので辞めて実家に帰った。この記事と主旨とは関係ないけれど、仕事関連で辛い思いをしている人へ「今すぐ辞めてもいいんだよ」と声を大にして言いたい。あと、残業時間が月45時間以上3ヶ月連続になったり、心を含む体調を崩して仕事を辞めた人は会社都合退職になって失業保険がすぐ出る可能性が十分あるので、嫌なところはとっとと辞めましょう…マジで…。傷病手当金の申請も忘れずに!

 

話が逸れた。というか、この記事は何を言いたいのか書いている私にも分からないので実に申し訳ない。今この時点で3000文字近くにもなるというとに書きたいことの1/3も書けていない。V6、好きだったなぁ。いや、今も大好きだけども。

 

要するに、私は、彼らが居てくれることを当たり前だと思ってしまったのだ。その上にあぐらをかいていたのだ。井ノ原さんの「おじいちゃんになってもV6やろうぜ」(みたいな発言ありましたよね確か)という言葉に甘えた。今まで居るんだから、20周年だから、25周年だからこれからも大丈夫だろうと舐めた考えをしていたのだ。SMAPの登場から男性アイドルグループの高齢化(長寿化)が、当然のように受け入れられてきた結果、他の人と同じように30代、40代と歳を重ね、人生を歩んできた彼らに「そのままでいてくれ」と残酷な偶像崇拝の欲望を押し付けてきた。彼らに他の人と同様、人生の岐路があるのは自然なことである。森田剛さんが「芝居がしたい」と言ってジャニーズ事務所を退所することを決断したのも、私が「やってらんねえ」と転職を決めたのも、人生の決断という点では同じである。同じにするなと言われそうだが。

周りも変われば自分も変わる、肉体も、考え方も、時代も変化し続けるのが世の常である。1年、1日、1分、1秒と鼻の先で過ぎていく今を惜しみながら生きていくしかない。そんな目まぐるしく変わっていく「今」の中で、自分のやりたいことを見つけた人を誰が責められるだろうか。やりたいことを見つけた人を送り出す決断をした彼らを誰が責められるだろうか。しかし、私の中のファンが「行かないで」と思う。森田剛さんのダンサーや歌手としてのパフォーマンスがもう見れないのかと思うともう、本当に、考えるだけで、今でも涙をこぼしてシクシクと泣いてしまうくらい悲しい。でも、森田剛さんが「芝居をやりたい」と言ってくれたことは嬉しい。森田剛さんの天性といってもいいほどの演技力が更に色んな作品を通じて発揮されるのかと思うと、とても嬉しい。やりたいことをきちんとメンバーに伝えて話し合いも何度も何度もして全員が納得いくまで向き合ったことも嬉しい。でも、でも、やっぱり悲しい。この気持ちは抑えることができない。初めて行ったV6のコンサートで森田剛さんの団扇を物販で購入し、手に持ったときの胸に広がった、言いようのない弾けるような喜びと、コンサート会場に足を踏み入れたときのあの高揚感。完成度の高い素晴らしいパフォーマンス。夢のような経験だった。また観たかった。これからも色んなコンサートで色んな森田剛さんを観たかった。MCでメンバーと一緒に顔をクシャクシャにして笑う森田剛さんを観たかった。ずっとV6にV6として居続けてほしかった。

メンバーによるコメント全文や色んな報道を見て、彼らにとってとても前向きな解散であること、アルバムを作ること、全国ツアーコンサートを行いたいことなどを知った。最後の集大成としてのV6を彼らは作り上げていくのだとわかった。パフォーマンスに対して誠実で、ファンに対して真摯に向き合うグループがそこにはあった。私が大好きなV6だ。何も変わらない。プロフェッショナルとしてのV6だ。彼らがこれから披露していくだろうフィナーレを我々は目撃することになる。笑顔で送り出せるだろうか。それとも泣き叫びながら「やめないで」と言うしかないのかもしれない。

報道があった日、仕事がちょうど終わってサクッとSNSをチェックしていたときにV6解散のニュースを知る。心の中にゴソッと真っ黒な穴が空いたような感覚になった。「ずっと居る存在」として心の支えにしていた柱が急にボキンと音を立てて折れた。胸がギシギシと軋む。だが、不思議なことに嘘だとは思わなかった。それくらい真っ直ぐに心にまっすぐ飛び込んできたニュースだった。どうして?どうして?と思いながら各ニュースサイトを確認し、コンビニでストロングゼロの500ml缶と焼き鳥とハーゲンダッツを買い、家に帰宅した。テレビをつけてすぐに1番好きなコンサートの円盤を再生してご飯を食べた。腹立たしいことに今日もご飯が美味い。健康な証である。V6が解散するというのになに美味しくご飯を食べているのだ私はと思いながら、焼き鳥も食べてストロングゼロも飲んだ。初めて買って飲んだストロングゼロはそんなに美味しくなかった。というか、私、そもそも炭酸飲料飲めない。無理やりヤケ酒をして酔っ払おうとする自分に悲しくなり、次第にV6解散のニュースが段々と自分にとって、しっかりとした輪郭を持って現実味を帯びてくることに悲しさを覚え始め、私は泣いた。隣で大人しくコンサートを一緒に見ていた夫を片手で捕まえて私は泣いた。どうして、どうして。もっと応援していればよかった。もっと好きだと言っていればよかった。もっと私にできることがあったんじゃないか。繰り返しそう言いながら泣いた。辛く、悲しい夜だった。

ここまで悲しむなら好きにならなければよかったと思うファンの人もいるかもしれない。肉体を引き裂かれるような苦痛を味わっているかもしれない。好きにならなければよかった。そう私は思わない。そして、これは私のエゴだが、この文章を読んでいるV6ファンの人にも、そうじゃない人にも、そう思ってほしくない。貴方の「好き」を、その「好き」と一緒に過ごしてきた人生を否定してほしくない。アイドルという職業はファンがいなければ存続し得ない。彼らがいたから我々が存在し、また、我々がいたからこそ彼らがいたのだから。

何かを得るということは、否応にも、その何かを失う可能性を同時に手に入れることである。出会いがあれば別れがあり、形あるものはいつか壊れる。諸行無常。それでも生活は続いていく。Life goes onである。私の大好きなV6が解散すると発表されても肉体は生命維持活動を絶え間なく続け、少しずつ老いていく。仕事は行かないといけないし、キッチンのシンクに溜まっている皿は洗って片付けなければならない。あ、そろそろ洗濯機も回さなければならない。

時代に合わせて変化してきたグループではあるかと思うが、「V6」という1つの箱を25年も守り続けるために不断の努力をし続けた彼らに、これからフィナーレを迎える彼らに、月並みではあるが、「ありがとう」と言うことにする。ありがとう。ありがとうV6。居てくれてありがとう。大好きです。

 

…ハァアアアアアアァー!!!!!!!つっら!!!!!辛い!!!!めちゃくちゃ辛い!!!!色々と御託を並べてはみたものの!辛い!辛いものは辛い!!!イエス感情!!!!!ノー御託!!!!だってさぁ!?せっかくさぁ!?成長して各個人がやりたいことを叶えていってさぁ!?それでもグループとしての活動も存続していく歌って踊れるアイドルグループがさぁ!?なくなるって!!!次の世代の良いモデルケースになっていると!!!思っていたというのに!!解散!!!そしてこの文章の「!」の多さな!!!しゃーないな!だってオタクだから!!!!!!!辛い!!!!!!二重の意味で辛い!!!!!!

 

V6!!!!幸せでいてくれ!!!解散することに対して後悔しないでくれ!!!応援するから!!!応援するって決めたから!!!こんなに好きなのに、好きをやめれるわけないでしょうが!!!!!ありがとうV6!!!!!!大好き!!!!!!最高の!!!フィナーレを!!!見せてくれよな!!!楽しみにしてます!!!!!!!!!

 

ここまで書いた。頑張って書いた。辛い、悲しい。でもやっぱり大好きなのは変わらない。

 

ありがとうV6。ありがとう。

 

2月のこと

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他の月よりも3日短いだけだというのに、2月は毎年あっという間に終わる。

 

2月は自分の誕生日とバレンタインデーがある月なので、個人的なイベントが多かった。

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自分への誕生日ケーキ。以前、夫と大喧嘩した翌日に夫が買ってきてくれたケーキが前代未聞の美味しさで、あまりの美味しさに、何となく仲直りしてしまうということがあった。そんな思い出があったので自分の誕生日ケーキは、このお店で買うのだと決めていたのである。それくらい美味しかったので…。手前のものが、ピスタチオクリームと苺のタルトで、奥のものがオペラだったような気がする。感動するほど美味しかった…。

 

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夫へのバレンタインチョコレート。高いチョコレートに対して憧れがあったので買ってみたら面白い経験が出来たのでこちらのブログにも書いた。

こちらのエッセイブログは、今のところ1本も落とさないで毎週月曜日と木曜日に更新できているのでこれからも頑張りたいと思いつつ、自分の文章力のなさに悩んでいる。更新率を落としてもうちょっと推敲してからあげたほうがいいのかな。

 

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久しぶりにコスメを買った。オレンジのアイシャドウが欲しいなと長年思っていたので、誕生日月だしと買ってみた。元NMB48吉田朱里さんプロデュースコスメのB IDOL アイシャドウとリップである。これ買ってよかったー。両方発色がよくてつけた瞬間に鏡の前で「わ!可愛い!」と声に出したくらい可愛かった。パーソナルカラー的には似合わない色らしいけれど可愛いのでノー問題です。マスク生活が長くなってメイクするのが億劫になっていたけれど、久々に「メイクするの楽しい!」ってなったコスメです。他のも買う予定。

 

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見たい作品があったので、Netflixに1ヶ月だけ入ってみた。見たかったのはこれです。クィア・アイ。

ラブマイセルフは世界を変える。依頼者を変身させるドキュメンタリー番組は日本でもあるけれど「こうあるべき」といった圧力を感じるけれど、こちらの番組はセルフケアに対してのアプローチがメインで「貴方はとても素敵」と肯定し続けてひたすら愛の言葉とハグによって依頼者の自分への姿勢を変えていく内容なので見ていてかなり気分がいい。元気になれる番組です。あとかなり短期間で自分を変えようとするなら

・美容院へ行って髪型を整える

・服を買いに行く

・部屋を掃除する

・インテリアを変える

・自分の気持ちを言葉にする

・自分のことを大切にする

のが効くのがよくわかったので自分も実践していきたい。

 

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相変わらずゲームと漫画漬けになっている。1月後半から進めていたゲームがやっとゴールしたので安堵している。「キムタクが如く」のあだ名で有名な「JUDGE EYES:死神の遺言」だ。ノーマルレベルでサブイベントもそれなりにやりつつ約60時間プレイしてゴール。コンプ率は33%くらいだったのでもうちょっとやってもよかったかも。龍が如くシリーズの評判の良さとキムタクが如くの評判の良さは噂には聞いていたけど、ここまで面白いとは思ってなかった。ゲームシステム、シナリオ、ムービーのクオリティ、声優の演技力の高さの全てがハイレベルで統一感があるのもとてもよかった。かなり作り込まれたシナリオと圧倒的なムービーの量なのでドラマや映画にした方がいいと言われることが多い作品だが、ゲームだからこそ見せられる長さ(ストーリー部分だけだと24時間ほどでクリアできるらしい)、ゲームだからこそ味わえるプレイヤーとしての要素も豊富で、クライマックスの演出がプレイヤーとしての「神の視点」から主人公としての視点に引きずり下ろして各キャラクターの声を聞くことになっていて心が震えた。アクションゲームとしても推理ゲームとしても本当に面白かった。木村拓哉氏はもっと声の仕事もやればいいのに。

 

読んだ漫画

愛すべき娘たち (ジェッツコミックス)

愛すべき娘たち (ジェッツコミックス)

 

読んだ。ちょっとだけ落ち込んだ。母と娘の関係について描いた短編集で、母親個人のコンプレックスを娘にぶつけながらそれを愛情であると解釈していた母親の話が辛すぎて、どうしても自分と母親の関係を顧みながら読むことになり、読み切ったあとにうじうじ悩んでメソメソ泣くことになってしまった。傑作ではあるが、読む人によっては落ち込む人も出てくると思う。

 

こちらもよしながふみ。ド傑作。江戸時代を丸々描き、19巻という長さながら最初からの面白さが落ちることなく走り抜けた作品。どの巻も面白い。「もし将軍が女で大奥が男だったら…?」という歴史ジェンダーSFで同じテーマを使ったとしてもここまで描ける人はこれから出てくるのか…?よしながふみが人間を描くときの細かさと容赦ない事実をポンと置いていくバランス感覚が好きだ。人生において読めてよかったベスト漫画のひとつに入る。

 

呪術廻戦 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

呪術廻戦 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

13巻くらいまで読んだ。これも面白い。ほどよい厨二感というか、かっこつけ感で流行る理由がよくわかる。かっこいい。「鬼滅の刃」や「約束のネバーランド」は主人公がジャンプらしくないところが興味深いと思いながら読んでいたけれど、こちらはザ・少年ジャンプの主人公で、友情・努力・勝利を今の時代はこんな風に描いてくるのかと驚きがあった。あと女性キャラクターがバトル漫画でありがちな守られる非力な女性ではなく、全員が強いのもよい。かなりよい。とある女性キャラクターのこの台詞が最高にいい。

男がどうとか
女がどうとか
知ったこっちゃねーんだよ!!
テメェらだけで勝手にやってろ!!
私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ!!
強くあろうとする私が大好きだ!!
私は「釘崎野薔薇」なんだよ!!

この釘崎野薔薇というキャラクターが常に「自分が自分であること」に重きを置いていて、勝つためなら自分の腕に躊躇なく釘を刺す(本当に躊躇なくブッ刺している。痛い。)くらい精神が強い。

大長編にはならなさそうなのでこのまま追いかけて読んでいきたいと思う。

 

人気らしいのでサイコミでコツコツ読み進めている。1ヶ月くらいかけてようやく最新話まで読めたところ。ストーリー展開や話の流れはそこまで面白いわけではないけれど、各キャラクターの行方が気になってついつい読んじゃう感じ。ホストにハマってしまった大学生の話がおそらくかなりリアルな話で読んでいて「早く目を覚まして!!」とハラハラしながら読んでいる。絵がとても可愛いです。

 

こんなもんかな。この前「Webとかアプリとかよも含めたら漫画作品何本追ってるのかな」と数えてみたら20本以上でビビった。紙の漫画が全盛期の頃よりも市場規模としては盛り上がってるらしいので嬉しい。これからも読むぞー。

 

Amazonの欲しいものリストを公開しておねだりしたら誕生日プレゼントとして本当に色んなものを頂きました。この場を借りてお礼を改めて言わせてください。ありがとうございました。

 

3月に入って仕事が楽にならないことが確定してるのでもう色々と面倒くさいけれど頑張ります。